会長の石井です。
ミミズの研究は、宇宙を探査する新しい惑星を発見するようなものです。
発見したら調べてみたくなり、とことん追求したくなります。
追いかけて追いかけて、
思っていたような結果が出ない時もありますが、
出ない事もまた、発見ではないでしょうか。
イトカワに行って帰って来たハヤブサのように、
7年もの困難を乗り越え目的を達成しました。
ミミズの研究も十数年の紆余曲折を乗り越え一部の目的は達成しました。
しかし、まだまだ、ほんの少ししか解明されていません。
進めば進むほど、どんどん新しいものが出てきて、
次から次へと課題を与えてくれます。
進むほどに、神秘の力に遭遇し、先の見えない迷路に明かりを灯して、
ゴールなのか、次へのステップなのか、
飽きさせる事のない神秘の生き物です。
私は、この神秘の生き物ミミズに出会い、そして現在、
これからの将来の時間で、
この生き物、ミミズの事を考えない時間はないでしょう。
先が見えない神秘の中で、
長年、ミミズと向き合ってきた経験から、
本当だったら凄い!
と言う感じ、または、感覚に襲われます。
これまでの治療、製薬の開発に役立つと共に
枯渇する化石資源から製造される薬に換るものになる!という感覚から、
たくさんの研究をしてきました。
その時々では、無駄だと思われたりした事も、
やがては、役に立つと信じしてきた事の積み重ねから、
確かな足音が聞こえてくるような感触が出て来つつあります。
研究結果は多目的な治療に関係すると思われます。
昨年、福島で起きた原発の事故により
被爆したことによる後遺症が4~5年後には、
チェルノブイリで起きたようなことが起きるのではと言われています。
大変なことです!
いろんな角度から、何か役に立つ事はないか模索している中、
自論を呈するなら、
ミミズは4億年前から天変地異を乗り越え
現在も何も無かったかのように生存しています。
その間、致死量ほどの強い放射性物質を被爆したと推測されます。
しかし、ミミズは生態に何の変化も無いんです。
それは放射性物質から身を守る手段、適応性を備えているのではと思われます。
私はそこに着眼点をおき、これからの研究テーマとして掲げています。
これも進めれば解明され凄いことと期待をしています。
何か良いもの見つけ出すのも大変ですが、
それを世のため、人のために役立てるのも大変です。
登山も登頂すれば終わりでなく、下山して登頂となるように、
ミミズの研究を宇宙に譬えたのは、
ミミズが長さ8cm、体重0.5gで、
その秘めた神秘さは計り知れないからです。
これからも果てしない宇宙を探査し、
惑星を発見するような研究を続けていきたいと思っています。
しかし、私には時間が足りません。
限られた命であるからこそ、
私は、私の限られた時間の中で、ミミズの研究に没頭し、
ミミズの神秘へ近づく事が出来ています。
ですが、ミミズを解明し尽くす事は、出来ません。
ですから、新しい時代へ、私の研究のすべてを移行していく事も、
これからのミミズ研究には大切な事です。
既に後継者を育て、一緒に研究を継続しています。
研究は努力の積み重ねですが、
でも遣り甲斐のある仕事で毎日、喜怒哀楽があり楽しいものです。
これもまた、ミミズがくれたものです。
これもまた、ミミズがくれたものです。
有限会社輝龍
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