2012年3月24日土曜日

SK末

会長の石井です。

前回は、家族の絆が生み出した製造方法でした。

今回は、SK末についてです。

ミミズは4億年前から地球上に現れ、
多くの天変地異を乗り越えて生き続けてきた、
真に神秘な生き物です。

ダーウィンは、
「種の起源」に
「最も強いものが生き残るのではなく、
 最も賢いものが生き延びるわけでもない。
 唯一、生き残るのは変化できるものだけである。」
と記述しています。

確かにミミズは適応性に優れた種であると思います。
環境の変化に変化し対応していなければ、
4億年という長い年月を生き抜いてこれなかったでしょう。


これまでも、ミミズの乾燥粉末製造方法の特許を取得してきましたが、
SK末に関わる特許は一区切りの集大成に位置付けるほど、
今までに無い乾燥粉末です。
それは、ミミズの持つ優れた適応性を今まで以上に発揮出来る環境を作り、
人の命を救う成分を体内に多く含む事が出来る養殖方法を研究開発した結果です。


植物が太陽に向かって成長していく性質がありますが、
ミミズが適応性に優れているのも同じで、
生き抜くための術です。
環境の変化に応じて、よりその環境にあったミミズとなり、
その環境で生き抜く術をその小さな細い体内で行っているのです。
そんな性質をもっているからこそ、
養殖技術の発展に伴って、SK末となるミミズの養殖に成功したのです。

そのミミズの性質は巧みの技と言ってもいいでしょう。

そのミミズの巧みの技と、
成分を損なわず粉末化できる当社の技術で、SK末が誕生したのです。
以前のものとの差は、一度食して頂ければ実感して頂けるものと、
確信しております。

有限会社輝龍

2012年3月19日月曜日

地下足袋

会長の石井です。

前回、地下足袋の話で締めくくらせて頂きましたが、
どうも、足りないきがしますので、
今回は、地下足袋の話ではじめさせて頂きます。

当初、ミミズの研究を始める目的となっていたのは、
コンポストについてです。
ミミズの餌に生ゴミを与え、生ゴミを処理し、
出てくる糞土を肥料に使用するという、リサイクルの研究です。
そこで、餌集めは、残飯回収ですので、
日曜日には子どもを軽トラに同乗させ回収の手伝いをさせたりしていました。
そんなお手伝いをさせていると、
子どもが小学校の作文に、
「お父さんの仕事は残飯集めです」
と書いてしまい、この頃、私はPTAの会長をしており、
学校中でこの事が広がり、親たちから会長はお仕事何をされているんですか?
と聞かれる始末です。
子どもは正直ですから、日頃しているお手伝いをそのまま作文にしてんでしょうが、
同じ子を持つ親、しかもPTA会長は一体何をしている人なんだろうかと
心配になるのは当たり前の事でしょう。
この事で、たくさんの人にミミズの説明をする事になったのですが。

そんな研究を始めたころは、お金もなく、安くて機能的な靴が地下足袋だったのです。
学校ではPTA会長で、運動会などでは朝礼台に立ってあいさつをします。
しかし、子供の目線の高さは、ちょうど足元くらいです。
子供たちから見える足元は、地下足袋です。
子供たちの間でも、石井のお父さんは、土建屋さんかお百姓さんなんじゃないかと。
私の子供は、返答に困ったようで。
確かに、子供が説明するには難しいし長い話になりますから。


そんな当初の目的からあるきっかけで、
ミミズの秘めた力を発見する事になり、
どういう方法で使用すればいいのか、また、製造すればいいのか、
そんなミミズの研究目的ががらりと変わり、
人の命にかかわる事が研究のテーマとなりました。

それから何年もかけ、凍結真空乾燥装置のテストプラントを設置し、
前処理の方法、凍結温度、真空の強さ、
加熱温度とそれぞれの処理時間を試行錯誤しながら、
また、それから1年をかけ、特許が取得できる製造方法を確立させたのです。


その過程で、子供たちにもミミズの洗浄の手伝いをさせたり、
夜、子供を寝かしつけて工場に夫婦で行き、
徹夜をして実験の繰返しをしていました。
今思えば、良い思いでになっていますが、
よくよく考えますと家に子供たちだけを残していた事は、
自然災害や火事、災難等に遭遇なく、何もなかった事が不思議なくらいで、
良かったなと胸を撫で下ろす思いもあります。

大げさに言えば家族の絆が生み出した製造方法かもしれません。
だから、ミミズへの愛着は人一倍持っている家族だと思います。
なので、
地下足袋は私がミミズの話をする時に無くてはならないものになった訳です。


2012年3月16日金曜日

初心を忘れず

会長の石井です。

前回は今まで食べたミミズの食べた量の話をしました。

今回は、研究の話をしたいと思います。
当社グループ会社である Well Stone有限会社で、
研究開発をし、特許を取得しています。
現在、なるべくミミズの命を無駄にしないように出来ないだろうか。
そんな想いで、研究を進めていました。
試行錯誤、たくさんの失敗をし、頭を悩まし、
意見を出し合い、たくさんのことに挑戦してみて、
やっとの思いで、開発に成功しました。

やった事がないことに挑戦する事の困難さは、
このミミズという生き物に出会った頃からの事なので、
悩むというよりも辿り着いた時の喜びは言い表せません。

そんな研究開発を進めていく中、

当初よりミミズの量が四分の一でも、酵素の力はそのまま!

そんな製造方法を確立し特許を取得しました。

企業は利益を伴わないと倒産します。
しかし、生き物の命と引き換えに経営が成り立つ企業には、
生き物に対する尊さが何より無くてはならないと思います。
生き物を糧とする職業には、
農畜産業、漁業、漢方などがありますが、大根も生き物です。
人間は万物の霊長として一番上にいるからこそ、
感謝の気持ちを人一倍持たなくてはならないと思います。
それぞれ携わる人々は、その命の最高の評価を得るため日夜努力しています。
それでも、鳥インフルエンザ、口蹄疫と生き物たちを苦しめます。
また、それに係わる事業者たちや消費者にもその影響は出ます。
命の尊さや毎日食するものの大事さ、感謝の気持ちを改めて感じます。

当社を生き物を糧に事業をしています。
生き物の命の重さは同じです。
何かのために誰かのために生まれ死にゆきます。
私の糧であるミミズは、人のために命を失くします。
命の重みを感じ、肝に銘じて日夜努力しなければなりません。
だから私は、
「初心を忘れる事無かれ」
と、ミミズに対して驕る心を戒めるため、
国内外どこへ行く時でも、
地下足袋を履いて自分に課せられて職責を毎日黙々と歩んでいます。
地下足袋にそんな想いを込め、
今日もミミズと向き合いより良いものを目指すのです。

有限会社輝龍

2012年3月15日木曜日

只今43kgです。

会長の石井です。

私はミミズと出会い36年になります。
当初より実験を含めミミズ乾燥粉末を食していましたので、
今月でミミズの数にしますと、
約86,055匹で、総数量にして、約43kgになります!
今年で67歳になり、
人生の半分以上、毎日欠かすことなくミミズを食べ続け、
平均寿命に達するころには、
約105,035匹で、総数量にして、約53kgになります!
世界広しといえども、
ミミズをこれだけの年数、これだけの量を食べ続けているのは、
現在、私だけではないだろうかと思っており、
ギネスが狙えるのではないかと思っております。
私の寿命は、後3~40年はあろうかと思っておりますので、
現在の約倍程度の量は食するんではないかと思っております。


今までも
ミミズは、
死んで人の命を救ってきました。
そして、その命を無駄にしないためにも
ミミズの秘めた素晴らしさをもっともっと解明していくのが
私の使命ではないだろうかと思っております。
それが、今までのこれからの
ミミズへの恩返しではなかろうかと信じておりますし、
その良さ、素晴らしさを世の中に伝えなくてはと思っております。


ところで、私の寿命からは若干短いんですが、
100歳までには、
ミミズ約153,215匹で、総重量にして、約77kgになります。
一升枡に換算しますと、
約77杯です!


では次回また。

有限会社輝龍

2012年3月13日火曜日

はじめまして

はじめまして。
輝龍のブログです。
ここでは、ミミズの事やその他、日々の出来事など、
いろいろな事をお伝え出来ればと思います。

輝龍は、ミミズ粉末の製造メーカーです。
より良い商品をお客さまのもとへお届けするため、
日々、努力しております。
たくさんの方々の健康をサポート出来るものを作り出したい。
遠い未来も見据え、日夜、研究に取り組んでいます。

ミミズの秘めた力を研究し、
ミミズの持つ力を最大限引き出す製法で、
ミミズからの力をそのまま余すことなく、
人へと、ミミズの命のバトンを。

ミミズの秘めた力は無限大で、
その力は、あの小さな細い体からは想像もできないほど、
スケールの大きいものです。

そんな夢のある生き物に出会えた事は幸運で、
また、研究することが出来るのは、
ミミズのお蔭です。

日々、命の大切さを思いながら
感謝の気持ちを忘れず、
お客さまのもとへより良いものをお届けするため、
研究開発に取り組んでいきたいと思っております。



これからも末長くご愛顧頂けるよう頑張ってまいりますので、
今後とも宜しくお願い致します。


有限会社輝龍