会長の石井です。
前回は今まで食べたミミズの食べた量の話をしました。
今回は、研究の話をしたいと思います。
当社グループ会社である Well Stone有限会社で、
研究開発をし、特許を取得しています。
現在、なるべくミミズの命を無駄にしないように出来ないだろうか。
そんな想いで、研究を進めていました。
試行錯誤、たくさんの失敗をし、頭を悩まし、
意見を出し合い、たくさんのことに挑戦してみて、
やっとの思いで、開発に成功しました。
やった事がないことに挑戦する事の困難さは、
このミミズという生き物に出会った頃からの事なので、
悩むというよりも辿り着いた時の喜びは言い表せません。
そんな研究開発を進めていく中、
当初よりミミズの量が四分の一でも、酵素の力はそのまま!
そんな製造方法を確立し特許を取得しました。
企業は利益を伴わないと倒産します。
しかし、生き物の命と引き換えに経営が成り立つ企業には、
生き物に対する尊さが何より無くてはならないと思います。
生き物を糧とする職業には、
農畜産業、漁業、漢方などがありますが、大根も生き物です。
人間は万物の霊長として一番上にいるからこそ、
感謝の気持ちを人一倍持たなくてはならないと思います。
それぞれ携わる人々は、その命の最高の評価を得るため日夜努力しています。
それでも、鳥インフルエンザ、口蹄疫と生き物たちを苦しめます。
また、それに係わる事業者たちや消費者にもその影響は出ます。
命の尊さや毎日食するものの大事さ、感謝の気持ちを改めて感じます。
当社を生き物を糧に事業をしています。
生き物の命の重さは同じです。
何かのために誰かのために生まれ死にゆきます。
私の糧であるミミズは、人のために命を失くします。
命の重みを感じ、肝に銘じて日夜努力しなければなりません。
だから私は、
「初心を忘れる事無かれ」
と、ミミズに対して驕る心を戒めるため、
国内外どこへ行く時でも、
地下足袋を履いて自分に課せられて職責を毎日黙々と歩んでいます。
地下足袋にそんな想いを込め、
今日もミミズと向き合いより良いものを目指すのです。
有限会社輝龍
0 件のコメント:
コメントを投稿